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建設業の労働時間規制「2024年問題」をBPO(アウトソーシング)で解決!ノンコア業務外注のすすめ

建設業のBPO_高台のスタッフ男女

2024年3月31日は、多くの企業にとって重要な日です。働き方改革関連法により、一部の業界に設けられていた労働時間規制の猶予期間が終了し、新たな労働環境がスタートするからです。

特に建設業界は、人手不足と高齢化が進む中で、この変化にどのように対応するべきかが一大課題となっています。

そうした課題に対し、検討したいのがBPOサービスです。「BPO」とは、「Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」の略で、自社で行っている業務プロセスの一部を外部に委託することを指します。

ここでは、建設業の労働時間規制の変更「2024年問題」と、それに伴う企業の課題に焦点を当て、BPOサービスがいかにして建設業をサポートできるのかを詳しく解説します。

ついに期限迫る!「2024年問題」とは何か?

「2024年問題」というフレーズを耳にしたことがありますか?

「2024年問題」という言葉は、2019年に施行された「働き方改革関連法」に端を発します。この法律は全ての業界に対し労働環境の改善を求め、特に労働時間の規制強化を行いました。

この法律の採択により、労働基準法は1日の労働時間を最大8時間、週に最大40時間までと規定し、時間外労働(残業など)は原則として月に45時間、年間360時間までに制限されることとなりました。

しかしながら、いくつかの業界では即時にこの規制を適用することが困難であるため、一定の猶予期間が設けられました。その中には建設業や運送業、医師、一部の製造業も含まれており、これらの業界は5年間の猶予期間を得ていました。

しかしこの期間も、2024年3月31日に終わりを告げるため、「2024年問題」という言葉が生まれたのです。この法律の期限が迫る中で、特に建設業界ではどのような影響を受けるのかが注目されています。

「2024年問題」で建設業が受ける影響とは?

建設業界では既に担い手不足と人材の高齢化が進行しており、長時間労働が日常化していますが、法の施行により、猶予期間後の2024年4月1日からは時間外労働に上限が設けられ、50%の割増賃金が義務付けられることとなります。

これが意味するのは、現在のように日中に現場作業を行い、夜に事務作業を行うというスタイルが困難になってくるということです。繁忙期には残業が当然となっている多くの企業にとって、仕事量は変わらないものの、労働力が限られるという厳しい現実が待ち受けているのです。

このような未来を考えると、業界内で「仕事量を減らす」という選択を迫られる会社も存在するかもしれません。しかし、その結果として売上が減少すれば、会社の存続に関して大きなリスクを招くことになります。こうした困難な状況は、経営者にとって深刻な悩みの種となっています。

建設業界で今注目を集めている「BPO」とは?

「2024年問題」という大きな問題が迫る中で、今建設業界で注目を集めているのが「BPO」サービスです。

「BPO」とは、「Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」の略で、自社で行っている業務プロセスの一部を外部に委託することを指します。

「BPO」は外部発注(アウトソーシング)の一種であり、単なる外注とは異なり、『業務プロセスを一括して委託できる』という特徴があります。

例えば、「BPO」サービスを提供している私たち『noncore(ノンコア)』では、これまでに建設業界の皆さまから以下のような業務受託を受けてきました。

  • 帳票類の印刷や製本
  • CADを使った図面作成
  • 現場写真の整理
  • 工事関係書類の作成
  • 行政等に提出する書類の作成

これを見て、どう感じますか?

建設業界で働く方々からすれば、「これは社内の人がやるべきではないか?」と感じる方もいるかもしれません。

外注(アウトソーシング)というと「自分たちがやらなくてもいいことを依頼するもの」という考え方が一般的ですが、実は「BPO」は「自分たちがやらなければならないことも依頼できる」という新しい視点を提供しています。

つまり、社内で行っているバックオフィス業務=ノンコア業務も、今は「BPO」によって効率的に行う時代になってきているのです。

建設業には「BPO」がマッチする!?その理由とは?

幸いなことに、長い歴史を持つ建設業界は業界の成熟度が高く、業務標準化も進んでいます。そのため、ノンコア業務の運営に関する方法やノウハウが既に蓄積されているケースもあり、「BPO」の導入が比較的容易に行える環境が整っていると言えます。

BPOを導入して「社員はコア業務に集中し、ノンコア業務はBPOで行う」という業務スタイルが確立すれば、会社全体の業務効率が高まり、生産性の向上が期待できます。

実際に『noncore(ノンコア)』では、以下のような多岐にわたる建設業界の業務受託が可能です。

工事写真整理

  • 工事写真の整理
    工事の進捗状況に応じて撮影された写真を日付やカテゴリごとに整理。
  • 写真情報の入力
    各写真に関連する情報(撮影場所、日時、工事段階など)のデータベースへの入力。
  • 工事写真管理ソフトによる台帳作成
    専門の管理ソフトを使用して、工事写真の台帳を作成し、迅速な参照や分析を可能にする。

工事書類作成業務

  • 工事出来高内訳書の作成
    工事の進捗に応じたコストの詳細な内訳書の作成。
  • 工事出来高報告書の作成
    進捗状況と関連する費用の報告書の作成。
  • 施工計画書(施工体系図)の作成
    工事のスケジュール、機械、人員の配置計画の図面の作成。
  • 電子化
    書類のデジタル化でスペースと検索効率の向上。
  • 検査書類の入力
    検査結果や関連情報のデータ入力。

図研修正(CAD)

現場事務所立ち上げに伴う申請業務

  • 各種必要品の手配
    オフィス用品、機器などの調達。
  • 各種行政手続き
    必要な許可、ライセンスの申請等。
  • 社宅等の物件サーチ
    スタッフの宿泊施設などの選定と契約。

その他

  • 会議音声データ議事録作成
    会議の音声データからの議事録の作成。
  • 各種書類の電子化
    ペーパーレス化推進のための書類のスキャンと整理。
  • 建退共交付票の集計
    建設業労働者退職共済金の申請・集計作業。
  • 協力会社との工事契約書(更新)の確認
    契約書の確認と必要に応じた更新。
  • サポートデスク、電話代行
    問い合わせ対応などのサポート業務。電話応対やメッセージ管理。

建設業界における「BPO」利用のメリット

①ノウハウが蓄積できる

建設業界の中には、繁忙期だけ派遣や臨時でパートを雇い、ノンコア業務を担当してもらうという会社も多いと思います。そうした場合、例えばその方が退社してしまったら、次の人にまた同じ教育をする時間を確保しなければなりません。

しかしBPOであれば、「人」ではなく「会社(BPO)」にノウハウが蓄積されます。そのため、自社で人材を教育する時間が削減でき、また似たような依頼であればイチから説明しなくても、これまでのノウハウをもとに、スムーズに業務をスタートできます。

②個人のスキルや能力に依存しない

自社で人材を雇用する場合、その人のスキルや能力に業務が依存してしまいます。しかし、建設業のさまざまな業務経験を持つBPOなら、どのような業務でもすぐに即戦力として対応可能になります。

これは現実では不可能な「なんでもこなせるオールマイティーな人材」に依頼できるということです。

③自社で初めての業務もスムーズに依頼できる

道路工事の許可申請やライセンス取得といった、自社では初めての業務でも、BPOにはその分野のノウハウが豊富にあります。

調査や学習時間を省き、効率的にノンコア業務を進めることが可能です。

建設業におすすめのBPOサービス『noncore(ノンコア)』の魅力

オフラインも、オンラインも対応可能

オンライン対応はもちろん、オフラインでの対応もおこなっています。

新しい業務をスタートする際には実際に担当者がヒアリングにお伺いし、しっかりと打ち合わせをしますのでご安心ください。

自社専用ツールをはじめ、各種ツールでのやりとりが可能ですのでご相談ください。

プランは、業界唯一の「利用期限なしのチャージ型」

「忙しい時は集中して依頼し、ヒマな時期は依頼をしない」という使い方が可能なので、繁忙期と閑散期がある建設業の皆さんに喜ばれています。

比べてください!

例えば…

通常のフルタイム勤務であれば、労働時間は8時間です。これを基に1か月の労働時間を計算すると、

 ↓

8時間労働 × 20日間(週休2日を想定)= 160時間 となります。

しかし、実際に8時間連続で業務に集中することは難しく、日々の作業効率が40%に達する企業は優秀と評価されています。

 ↓

160時間の40%64時間

この視点から『noncore』の「120時間プラン」を考えると、ひと月に約2人分の労働力を得られると言えます。

120時間プラン=396,000円(税込)= 月額約18万円で、なんでもこなせる高効率な人材を雇えます!

①まずはお試しください・・・「20時間プラン」

20時間分チャージ 77,000円(税込)・30分あたり1,750円

《複数業務ご依頼可》使い切り型/ご利用期限なし/業務打合せ無料 

②数名で同時に利用したい・・・「120時間プラン」

120時間分チャージ 396,000円(税込)・30分あたり1,500円

※分割払い可(最大6回まで)

《複数業務ご依頼可》使い切り型/ご利用期限なし/業務打合せ無料 

③社内や部署でシェアして利用したい・・・「240時間プラン」

240時間分チャージ 726,000円(税込)・30分あたり1,370円

※分割払い可(最大12回まで)

《複数業務ご依頼可》使い切り型/ご利用期限なし/業務打合せ無料 

最短1日で業務スタートできます!

忙しい建設業界。業務は即日対応可能です!

業務スタートまでの流れは以下の通りです。

  • STEP.1 お問合せ
    サイトのお問合せフォームまたは、お電話にてご連絡ください。
  • STEP.2 ヒアリング・ご提案
    ご依頼されたい業務内容や、ご希望のプランなど、事前にヒアリングさせていただきます。
  • STEP.3 ご利用プランを決定
    3つの「使い切りチャージプラン」よりご選択いただき、ご利用時間を決定いたします。
  • STEP.4 ご依頼ツールの開通
    ご利用時間のチャージを受け、noncore事務局で業務ご依頼時に使用するツール(ChatWork等)を準備いたします。
  • STEP.5 業務依頼スタート
    初回のご依頼前に電話もしくはWEBでディレクターと打合せを行います(平日9時~18時でご依頼いただけます。

(Step1~Step5までの目安時間:最短1日)

まとめ

「BPO」に関しては、以前は外部に仕事を依頼することで自社のノウハウを外に放出してしまうのではないかというマイナスイメージを持つ人も少なくありませんでした。

しかし、現在では万全のセキュリティと守秘義務の遵守により、その心配は解消されています。『noncore』は建設業界の大手企業との豊富な実績を持っているため、安心してご利用いただけます。

BPOは、「自社内で行っている業務を、別室で行う」イメージです。今後人材不足がさらに進むと予想される中で、ノンコア業務のアウトソーシングを行うBPOスタイルは、建設業界でもスタンダードな手法として定着すると見られます。

会社をこれからも変わらずに持続させるためにも、2024年問題をきっかけに注目を集めているBPOの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

どんな小さな事項でも、専門的な内容でも、「これもお願いできるのかな?」など、疑問に思うことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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